※本記事は投資を推奨するものではありません。投資は自己の判断で自己責任の範囲で行いましょう。
突然ですが、私昨年から新NISAを始めたんですよ。それで先日、友人たちと資産形成の話をしたときに「投資はギャンブルだからやらない!」という意見が出ました。確かに、投資ってなんとなく怖いイメージがありますよね。でも、本当にギャンブルと同じなのか?改めて考えてみました。
投資とギャンブルって何が違うの?
そもそも、投資とギャンブルは何が違うんでしょうか?
投資は、企業の成長や経済の発展に期待してお金を出し、そのリターンを得るもの。一方で、ギャンブルは、運に頼ってお金を増やそうとするもの。例えば、パチンコや競馬は完全に「運次第」ですが、投資はしっかり分析すればリスクを減らせる、という違いがあります。
投資のやり方でギャンブル度が変わる!
投資にも色々なやり方がありますが、大きく分けるとこの2つ。
- キャピタルゲイン(値上がり益狙い)
「安く買って高く売る!」というスタイル。短期的な値動きに影響されるので、ギャンブル性が高めです。 - インカムゲイン(配当狙い)
「株を持ってるだけで定期的に配当がもらえる!」というスタイル。株価の変動はあるものの、長期的に見れば安定しやすいです。
この2つを比べると、キャピタルゲインはハラハラドキドキでギャンブルっぽいですが、インカムゲインはわりと落ち着いて稼げる方法ですね。
配当をもらうのって、会社から給料をもらうのと同じ?
「投資はギャンブル!」と言う人もいますが、実はサラリーマンだってリスクを抱えています。
- 会社の業績が悪くなれば、ボーナスカットや給料ダウンの可能性あり!
- 最悪、会社が倒産すれば収入ゼロ!
一方、投資で配当をもらうのは「会社の利益の一部をもらう」という仕組みなので、給料と似たようなもの。しかも、いろんな会社の株を持てば、収入源を分散できるのがポイント。もし1社がダメになっても、他の会社の配当でカバーできます。
実際、上場企業ってどのくらい倒産するの?
「企業が倒産したら配当もらえなくなるし、リスク高くない?」と思うかもしれません。でも、実際に上場企業が倒産する確率ってめちゃくちゃ低いんです。
2024年に倒産した上場企業はたった1社(日本電解)。
参照:20241227_「上場企業倒産」動向調査(2024年)
日本の上場企業は2024年末で約3,975社あるので、倒産率は 0.025%
ちなみに、日本で交通事故に遭う確率は大体500人に1人と言われているらしく割合にすると0.24%になるので交通事故より低いレベルですね(笑)。
じゃあ結局、投資ってギャンブルなの?
結論として、投資にはギャンブルっぽい部分もあります。でも、やり方次第でギャンブル度を下げることができるんですよね。
- 短期の値上がりを狙う → ギャンブル性高め
- 長期で配当をもらう → リスク低め
しかも、我々が購入できる上場企業の倒産率と自分が務めている会社の倒産リスクを比べたら、もしかしたら自分が務めている会社の倒産の方が確率が高いかもしれません。そうするとサラリーマンとして1社から給料を貰うリスクの方リスクが高いかもしれないですよね。
なので実は、1つの会社だけに頼るより、投資で収入源を分散した方が安全なんじゃないか?と思うくらいかなと私は思います。
ただし、ここに株価自体の値動きは考慮していないため、正確なリスク比較とは言えないですが、仮に株の購入=配当を受け取る権利を購入と考えたらそこまで株価自体を気にしなくてもよい気がしませんか?仮に配当を受け取る権利を売ろうとしたとしても、中古と考えれば多少の値下がりは当たり前みたいに考えてみればリスクと考える必要はないかなと私自身は感じてきました。
※結構無理ある論法だと思いますがw
まとめ:投資は自己責任だけど、ギャンブルとは違う!
投資をするかどうかは個人の自由ですが、「ギャンブルだから絶対ダメ!」と決めつけるのはもったいないかも。ちゃんと勉強して、リスクを理解した上でやれば、ギャンブルとは違う資産形成の手段になります。
もちろん、投資は自己責任!でも、「お金に働いてもらう」という選択肢を持つのは、人生の可能性を広げるかもしれませんよ!
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